サザンオールスターズが、あの大ベストセラー小説『永遠の0』の映画化に伴い、
主題歌を書き下ろしたというニュースが報じられていました。
「『永遠の0』のテーマは『戦争』ではありません。 『人は何のために、誰のために生きるのか』を 現代の人々に問いかけた物語です。」と語るのは、原作者の百田尚樹さん。
『永遠の0』とは?
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」
そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。
零戦に乗って命を落とした祖父の真実を、現代の青年が調べて「真実」を探していくというお話です。
原作者である百田さんにとって、
戦争が身近だったこと、そして戦争を知っている世代がだんだんいなくなってきていることなどがこのテーマを選んで、小説を書いた理由だと、ある記事で語っておられました。
映画主題歌を手がけるのは、サザンにとって23年ぶり
桑田佳祐さんは、こんなコメントを寄せています。
「『家族のために必ず生きて帰る。それこそが愛ではないか。』そう信じ、『待っている人がいる』ことそのものが生きる力となり、生きる原動力となっている。現代を生きる私たちにも通ずる、そんな主人公宮部久蔵の姿に非常に大きな感動をいただきました。この映画の中に流れている『平和への祈り』のようなメッセージを、私なりに音楽という形を通じて、多くの方々に伝わっていくためのお手伝いが、少しでも出来ればと思っております。そして、この映画が大成功されることを心よりお祈り申し上げます。」
映画は、12月21日全国公開予定ですが、
この映画に提供した「蛍」という曲は、
8月7日(水)に発売される新シングル「ピースとハイライト」に収録されています。